(保育士試験 平成23年度(2011年) 保育原理)
次のある保育所での【事例】を読んで、【問】に答えなさい。
【事例】
Mちゃん(2歳半)は、保育所で毎日のように友達にかみついてしまいます。おもちゃの取り合いや、ふざけていてかむなら理由がはっきりしていて対応の方法も考えられますが、Mちゃんの場合は突然かみついて理由がわかりません。かまれて泣いている子どもの様子を見せ、泣いている子どもの気持ちを代弁して「いたいからかまないでね」とやさしく注意するのですが、かみつきはおさまりません。
【問】
子どものかみつきに対応する際の考え方として、「保育所保育指針」に規定される保育の方法に係る基本原則に沿った考え方を○、沿っていない考え方を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【対応する際の考え方】
A 子どもはことばが通じないことが多いが、他者を傷つけるかみつきは厳しく叱ることが重要である。
B 保育所は、一人の子どものためのものではなく、保育所に通うすべての子どもの生活の場であるので、安全の確保のためには、かみつきがおさまるまで隔離することが大切である。
C 2歳前後は自らの気持ちをことばで表現することが十分ではなく、かみつきも自己表現の一つとして、子どもの気持ちを受け止めていく。
D 2歳前後の子どもはことばで自己を表現することが難しい過程にあるので、かむことは仕方ないことであり、子どもが発達するのを待つ。
E かまれた子どもだけではなく、かんだ子どもの気持ちも保育士が表現して伝えながら、かまなくても気持ちを伝えられるようにしていく。
1 A○ B○ C× D× E×
2 A○ B× C○ D○ E○
3 A× B○ C○ D○ E○
4 A× B○ C× D○ E×
5 A× B× C○ D× E○
答え
http://flily.me/exam/?id=145bc4d0707e883b0eee11e120e6548d25
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